App Storeがゲームの「コピー」をホスティングしているとして、Ubisoft社がGoogleとAppleを提訴

App Storeがゲームの「コピー」をホスティングしているとして、Ubisoft社がGoogleとAppleを提訴

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App Storeがゲームの「コピー」をホスティングしているとして、Ubisoft社がGoogleとAppleを提訴

1000 648 David Hoppe

フランスのビデオゲームパブリッシャーであるユービーアイソフト社(Ubisoft)は、自社のゲーム『トム・クランシーのレインボーシックス シージ』の「ほぼそのままのコピー版」をapp storeがホスティングしていると主張し、GoogleとAppleを相手取ってロスアンゼルスの連邦地方裁判所に訴訟を起こしました。問題のゲーム、『Area F2』は、アリババグループが所有するデベロッパーのEjoy.comが開発したものです。

ユービーソフトの代表者はその声明の中で、「AF2のほぼすべてがR6Sのコピーと言えます」と述べています。「オペレーター選択画面から最後のスコア画面、そしてその間のあらゆる要素がそうなのです。」

一般に、ある企業がその著作権が侵害されたと考えた場合、まず侵害をしたパブリッシャー宛にDMCA(デジタルミレニアム著作権法)によるテークダウン通知を送り、申し立ての対象となっている著作権侵害について通知しなければなりません。DMCAのテークダウン通知は、パブリッシャーに対してプラットフォームからコンテンツを削除することの法的要請になります。ユービーソフト社はDMCAテークダウン通知をAppleとGoogleに送りましたが、どちらもapp storeからArea F2を削除しませんでした。

著作権法では、音楽、視覚表現、その他の形態の表現は保護されますが、発想やゲームプレイのメカニズムは保護されません。ユービーソフト案件の場合、『Area F2』が実際に『レインボーシックス』から創造的資産を盗用したことを示す責任はユービーソフト側にありますが、これは『Area F2』の構築に使用されたコンピューターのコードを分析すれば明らかになります。

しかし、Ejoy.comがユービーソフトの資産を一切利用することなく、独自で類似のゲームを構築したのであれば、裁判所は「実質的な類似性」のテストを実施することになります。このテストは、全体としての作品が「UI、スタイル、またはその他の要素においてあまりにも類似しており、実質的にオリジナルの作品と区別し難い」か否かを判断するものです。

この記事が投稿された時点では、訴訟はまだ解決に至っていませんでした。一方で、2015年発売の『レインボーシックスシージ』シリーズは幅広いユーザーを楽しませています。ユービーソフト社によると、現在世界中に5500万人以上のプレイヤーがいるとのことです。

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David Hoppe

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