ESICが 不正行為調査でCounter-Strikeコーチらを出場停止に

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ESICが 不正行為調査でCounter-Strikeコーチらを出場停止に

1000 648 David Hoppe

Esports Integrity Commission(ESIC)は、37 名の『Counter-Strike: Global Offensive(CS:GO)』コーチに対し、5ヶ月から36ヶ月間のトーナメント出場停止の制裁を言い渡しました。

発表によれば、これらのコーチは他プレイヤーの配置を知り得るCS:GOの観戦モードのバグを不正利用したと言うことです。ESICの調査は最近始まったばかりですが、非ESICのトーナメント主催者の中には、2017年から観戦バグについて知っていた組織もあります。

ESICは10万本近くのビデオデモへのアクセスを手にしました。これは合計15.2TBのデータに相当します。ESICはデータの20%のみを閲覧した時点で、不法行為のほとんどを明らかにしたと考えています。ESICの発表によれば、観戦バグの不正使用を示したのは、デモのわずか0.1%に過ぎないとのことです。

ESICは非営利団体で、調査費用は会費に依存しています。組織の会員にはESL、Dreamhack、Eden Esportsなど多くの著名な業界プレイヤーが名を連ねています。会員ではないトーナメント主催者には、制裁に従うよう求めることはできません。それでもESICは、外部のトーナメント主催者に、たとえ会員でなくても「CS:GOのEスポーツ現場を国際的に保護するため」制裁に準拠するよう求めています。

処分されたコーチの誰もが上訴を要求できますが、自己負担で要求する必要があります。抗議を処理するのは、独立懲罰委員会長のキャビン・カーペンター(Kevin Carpenter)で、彼は「敗けた側に費用を請求することもあり得る」と言っています。

ESICは10月末までに最終報告書を準備し、調査を終了して最終的な制裁措置を講じると述べました。調査に関する追加情報をお持ちの方があれば、info@esic.ggまで電子メールを送信してください。

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David Hoppe

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