Infinity Wardが『コール オブ デューティ ウォーゾーン』の不正プレイヤーをグループ化

Infinity Wardが『コール オブ デューティ ウォーゾーン』の不正プレイヤーをグループ化

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Infinity Wardが『コール オブ デューティ ウォーゾーン』の不正プレイヤーをグループ化

1000 648 David Hoppe

Infinity Wardは、最新のリリースである『コール オブ デューティ ウォーゾーンCall of DutyWarzone)』の不正プレイヤーに対して行動を起こし、不正が疑われるプレイヤーを凍結するのではなく、戦闘に参加している不正プレイヤーをグループ化することにしました。この戦略には、不正プレイヤーが「偽の」戦闘に移されていることにすぐには気づかないと言う利点があります。これは、技術用語で「シャドーバン」と呼ばれる戦略です。

コール オブ デューティ ウォーゾーン』は3月10日に立ち上げられた無料プレイのゲームで、リリース後1ヶ月で5000万件のダウンロードを記録しました。その特徴の一つがクロスプレイで、『コール オブ デューティ』のプレイヤーは初めてPCやコンソール上で他のプレイヤーと一緒にゲームを楽しめるようになりましが、このクロスプレイにより深刻な不正問題が発生しました。

PCゲームはコンソール版ソフトウェアよりもはるかにハッキングしやすいため、不正が多く発生します。クロスプレイでは、コンソールゲーマーもゲーム内で不正プレイヤーに遭遇します。Infinity Wardはこれまでに7万件以上のアカウントを凍結しました。

Infinity Wardはアップデートにより継続的に不正プレイヤーに対応して行きます。不正の報告を促すため、不正プレイヤーのアカウントが凍結されると、デベロッパーはそれを報告したプレイヤーに通知するようにしています。不正が疑われたアカウントが凍結されたと知ると、報告をしたプレイヤーがさらなる不正を報告するインセンティブになることが期待されます。

Infinity Wardは、ゲームの「Spectator」と「Killcam」ビューを利用した報告オプションを追加する計画も発表しました。これらのモードでは、ビデオで具体的な不正の証拠が得られるはずです。

デベロッパーは、不正を抑え込むために多様な戦略を導入してきました。例えば『Destiny 2』では、Bungieは不正アカウントを凍結するだけでなく、他人の不正によって恩恵を受けたプレイヤーのアカウントも凍結しています。Bungieは、別のプレイヤーの不正を疑うプレイヤーに、直ちに報告するよう促しています。

毎週10万ものアカウントを凍結しているPUBGは、不正を発見する自動ツールを導入しました。PUBGは個別のハードウェアも追跡し、凍結されたプレイヤーが新しいアカウントを作成できないようにしています。デベロッパーは、誤ったアカウント凍結の数を減らすことを目標にしているものの、「あまりにも慎重になり過ぎると、不正が疑われるアカウント数をはるかに超える人々に悪影響が及びます」と述べています。

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David Hoppe

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