マイクロソフト75億ドルの大規模取引でベセスダを買収
https://gammalaw.com/wp-content/uploads/2020/09/MicrosoftBethesda.1000px.jpg 1000 648 David Hoppe David Hoppe https://secure.gravatar.com/avatar/adb0cbee7bf505a9132bd8e38dbeae10?s=96&d=mm&r=g マイクロソフトは、ベセスダの親会社であるZeniMax Mediaを、ゲーム業界過去最大規模の75億ドルで買収しました。ベセスダはThe Elder Scrolls、Fallout、Wolfenstein、Doomなど、ゲームのベストセラーフランチャイズを抱えるスタジオです。Falloutシリーズの売上は3,300万個を超え、The Elder Scrolls V: Skyrimだけでも3,000万個以上の販売を記録し、売上高は10億ドルを大きく上回っています。 ファーストパーティ・スタジオシリーズを開発したソニーの勢いに対向すべく、マイクロソフトは最近複数の買収を行いました。2018年以来マイクロソフトは、Compulsion Games、Double Fine、Ninja Theory、Obsidian、Playground Games、Undead Studiosを買収し、自社デベロッパーの数を倍増させました。 マイクロソフトは契約の一環として、ベセスダのすべてのゲームを、同社所有Netflixのようなゲームサブスクリプション・サービスXbox Game Passで利用可能にします。プレーヤーは、月額10ドルでPCとXbox本体のゲームカタログに無制限にアクセスできます。ベセスダゲームの発売価格は通常60ドルであることを考えると、この買収でXboxエコシステムは予算重視のゲーマーにとってさらに魅力的なものになります。 DeathloopとGhostwire:TokyoのPlayStation 5限定先行発売というベセスダの約束はそのまま継続されます。 マイクロソフトが競合コンソールでゲームをリリースするのは奇異に見えますが、前例はあります。マイクロソフトは2014年に、史上最高の売上高を誇るゲームの1つMinecraftを25億ドルで買収しました。同社はゲームとそのスピンオフタイトルを、競合プラットフォームで引き続き販売しました。 マイクロソフトCEOサティア・ナデラ氏は、「我々は、提供するコンテンツをなるべく広く利用できるようにしたい」と語っています。 ベセスダの今後のタイトルがPlayStationコンソールに登場するかどうかはまだ未定です。 Gamma Lawはサンフランシスコに拠点を置き、最先端のビジネスセクターのお客様をサポートしています。複雑でダイナミックなビジネス環境で成功するために必要なサポートを提供し、イノベーションを促進し、国内外におけるビジネス目標達成のお手伝いをいたします。お客様のビジネスニーズに関するご検討は、ぜひ弊所にご連絡ください。
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